クリスマスイヴの夜はまだまだつづく...


「ジュン達は、この後どうするんだ?」

なぜか廉さんも一緒(笑)


「あー...これからファビュに行きますけど?」

...とジュン


「そうなんだ!俺もだ!一緒に行こうぜ!」

...と、張り切る。


そして




「みくー、なんか買ってやる。誕生日だし」


いやいや...そんなことしてもらう仲でもないからと
丁寧にお断りしても買ってやるの一点張り。



だから


「じゃー...お言葉に甘えて、1本のうーんと廉がいいって思う花を下さい」

...とお願いした。



そうしたら

「了解!ちょっと待ってろ!」

と言い、花屋さんに入ること数分...




出てきた廉さんを見て、ジュンと二人...固まった。
だって、ものすごく大きな花束を持って出てきたから...


漫画か!?ドラマか!?......ハハハー(汗)



「みくをイメージしてみた。やる...」

わたしの手にドサっと重い花束をくれた。


「あ...ありがと。でも...こんなに...なんか...」


恐縮しているわたしの頭を撫でながら

「今日は、誕生日なんだし、素直に甘えておけ...」

そう言って、わたし達の前を歩き出した。
ジュンも、笑顔で頷いていた。





赤いバラって感じゃなくて、白いバラの方がわたしらしいと思ったんだとか
ものすごい数のバラとそれに合ったグリーン達
わたしの上半身が隠れるくらいのボリューム。



なんかうれしかった...やっぱり。


バーからファビュまでは、ゆっくり歩いて15分くらいかかる。
ジュンは、廉さんと楽しく話しながら歩いている。


わたしはその後ろから、大きな花束を抱いて
イヴの煌びやかな通りを、嬉しさをかみしめながら歩いた。



こんなこと言うと、また可愛くない女だって思われるかもしれないけど
あまり買ってもらうってのも好きではない方なのです。

誕生日は、何か買ってもらうってより
いつもより少し贅沢なご飯を食べに行くとか
遠出して、二人の時間を満喫する..とか、そんな方が良くって
「何がいい?」って聞かれると、そんなことを毎年お願いしていた。

欲しいものは、自分で買うのが一番だ...って思う...
まー...すべてにおいて、愛想が無いってところに繋がるんだよね...そこがっ(苦笑)



そんなわたしでも
この大きな花束は本当に嬉しかった。



ジュンには、後日、おいしー&高級なご飯をごちそうになり
同僚からは、雑貨屋ならではのプレゼントをたくさんもらって
家では、毎年必ずお赤飯を炊いてくれる。




みんな...こんなわたしの為に色々してくれて
なんか...今年は特に人のやさしさが心に沁みた。






最後まで読んで頂いてありがとうございました。ニコちゃん


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