ふぅー...着いた。

おっ!
人がいっぱいだっ。


さすがは、イヴ。
いつもと違う感じっ。

わたし達は、人混みを抜けて、エントランスへ。


「おー!いらっしゃい。珍しい組み合わせだね」

...とアキラさん。
そして、わたしの大きな花束を指して

「みく、どうした?その花束」

笑いながら訊いてきたから 


パーティーで廉さんに会って、誕生日だから貰ったってことを簡単に説明した。
そうしたら、忙しいのに、萎れないようにちゃんと保管してくれることに...


そして、いつもよりも数倍盛り上がっているホールへ行き
コウさんに挨拶をして

廉さんに促されるまま2階へ...

上がるや否や


「タケシ!今日、みくの誕生日だからさー、シャンパンあったけ?」

いきなり...


それを聞いて、チラッとわたしの方を見て、不満そうな顔をした。

...


そんな顔をするのは
この前来た時に、今日が誕生日だって言ってなかったからだと思った。
けど
どうやって言えばよかったのか分かんなかったし...そんな事を言い合える感じでもないし...



「あー...ないです。すみません」

忙しく作業しながら答えるナナヌー。


それを聞いていたハルさんが

「みくー!そうなの?誕生日なの?だったら、買ってきなさいよ。ね?
タケシ買ってきてー!みくを連れて...」




うん?わたしも?行くの?


「わたしも?」

ハルさんを見上げて...「


そうよ。あんたの好きなのを買ってきて。わたしからのプレゼントよ」

そう言って、笑った...



こんな忙しい時に...
わたしの為に...

申し訳なさ過ぎて...


「ねー、ハルさん、いいよ。ほんとに。忙しいのに」

「そんなこと、あんたが気にしなくていいの。
今日はね、手伝いに来てくれている人がいるから大丈夫なの。早く行きなさい」

ドンって、背中を押された。


ジュンは、複雑な顔をしながらも

「今日は、みくの誕生日だもんね。行っといで」

って言ってくれ、ハグをしてきた。



...ありがと。



「みく...」

ナナヌーがわたしの手を取った。



「うん...」



わたし達は、遅くまで営業している酒屋さんへ手を繋いで向かった。

ネオンが綺麗な街を二人で...。






最後まで読んで頂いてありがとうございました。ニコちゃん


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